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こんにちは

元気にハタラク(傍楽)100歳を目指す

管理栄養士のあらいともこです

私が住む埼玉、今日はとっても寒い一日でした。

今日は冷え改善に出来ることをテーマに書きます。

この時期、体の冷えに悩まされている方がたくさんいらっしゃると思います。

実は、冷えは寒い冬になってから、対策しようとしても遅いのです!

熱を体にためるのは一円玉をコツコツ貯金するイメージです。

しかも、定期貯金で貯金してすぐに使えない、そんなイメージ。

体の熱貯金は夏からコツコツやっておく必要があるんですよ~!

なんて、偉そうに言ってますがこれは私自身の経験からわかったことです。

2018年の夏はとても暑かったです。
私はパソコンで仕事をすることが多く、
もともとパソコン作業は苦手ということもありジッとパソコンに向かっていると暑さが我慢できませんでした。
そして、ついついクーラーをガンガンにかけていました。

エアコンの冷えた風は下に行きますから
体感で涼しくなってきた頃には腰から下は冷え冷えになっていました。

よくないなぁと思いつつ、暑い外に出るとエアコンの涼しさが心地よくなってしまい、室内は冷え冷えになっていました。

10月ごろ、ここ数年感じたことのない足のむくみが起きました。
触ってみると冷たーい!
特に太ももが冷えています。肩や背中もゾクゾクと寒さを感じることがありました。
秋になり、少し涼しくなっただけで、こんなに寒さを感じるのは、
夏に体が冷えてしまったとしか考えられませんでした!

寒い冬を乗り切るためには夏のうちからコツコツ熱貯金をしておかないといけなかったようです。

暑い夏の間に、身体をしっかり温めておくことで寒い冬を乗り切ることができるのです。

熱中症対策でクーラーの使用が推奨されましたが、クーラーの冷えは自然の涼しさとは全く違います。
クーラーを使用するときは少し窓を開けて外の空気を入れたり、冷え過ぎ注意ですね。

さて、夏に体を温められなかった場合どうやって、冬を乗り越えましょうか。

冷え性や低体温症の方が増えているように、現代は体温を下げやすい条件がたくさんあります。
そして、体の熱は増やすのが難しいと、感じています。

私は、これ以上冷えないように「体の熱を減らさない」ことを意識しています。

例えば、
私はスリッパが嫌いで家の中では一年中裸足ですが、今年はふかふかのスリッパを履いています。おかげでいつも足先あったか、違うものですね~笑

熱は筋肉で産生されますから意識して体を動かしています。
毎朝、神社に参拝に行っていますが、その往復、私史上最速!と言うくらいの早歩きをしています。これは運動嫌いな私でも続いています。

数年前からしていることですが、吸水ポリマーの使い捨て紙ナプキンをやめました。
吸水ポリマーは熱冷ましシートと同じようなものです。
生理の経血と共に体の熱も奪ってしまいます。
使い捨て紙ナプキンをやめて、布ナプキン又はオーガニックコットンの使い捨てナプキンを使っています。
布ナプキンを使うようになり驚いたのは、温かくて気持ちがいいことです。それまで冷えていたことに気が付いていなかったのです。
(赤ちゃんの紙おむつも構造は同じです。
赤ちゃんは24時間おむつをつけていますから、おむつが体温を奪っていると思うと心配になります…)

次に食べ物で出来る冷やさない工夫を紹介します。

簡単なことでは、秋ぐらいからは、夏に採れる作物や熱い国で採れる作物を食べないようにしています。
真冬にトマトやきゅうりを食べていませんか?
スーパーには冬でも夏の野菜が並んでいますが、元気よく見えません…生命エネルギーが感じられないのです。
さらに、夏野菜は体を冷やす作用があります。
夏のトマトは大好きですが、冬はおいしいと思いません。

同じ理由でバナナやココナッツオイルなど暑い国で採れるものも冬の間はあまり食べません。暑い国には暑い国に必要な作物がとれるのです。

もし冬でもサラダなど生野菜が食べたい場合は大根や白菜のサラダがおすすめです。
冬に白菜と言ったら鍋かもしれませんが、生でも食べられる野菜です。
練り胡麻となたね油と醤油と少しの水を合わせて作ったコクのあるドレッシングが似合います。

露地物の野菜は冬の寒さに当たると凍らないように糖度を上げます。
甘く、ホクホクした食感も加わり、冬ならではの生野菜を楽しめます。

レシピ:ゴマクリームドレッシング

ねり胡麻         20g
なたね油(圧搾絞り製法) 20g
醤油           10g
水           大さじ1~3

①ねり胡麻、なたね油、醤油をよく混ぜ合わせます。
②水を少しづつ加えてその都度混ぜます。好みの柔らかさになるように水分量を調整してください。 

酵素を取ることも大事だと思います。
酵素は体内で起きている消化や栄養の吸収、代謝に欠かせません。
体の循環が良くなると思うので酵素を摂ることは冷えの対策の一つになると思います。
酵素は野菜など農作物に含まれています。
私は野菜は皮ごと食べ、自家製の漬物を毎食、食べています。
自家製の漬物のハードルが高かったら、塩もみから始めてみてください。

そして、きちんと時間をかけて発酵された味噌や安心できる菌でつくられた納豆を食べています。
昔ながらの製法で作られた食品ですが、今は一般のスーパーではなかなかお目にかかれないので、自然食品店などで購入しています。
このような食品を取り入れていたら酵素のサプリなど特殊食品は必要ないと思っています。

レシピ:野菜の塩もみ

カブ、大根、白菜など好みの野菜

①野菜は食べやすい大きさに切ります。薄く切ったほうが早く漬かります。
②切った野菜に野菜の重さに対して1.5%の塩を混ぜます。野菜の総量が200gでしたら塩の量は3gです。
③30分ほどおいて野菜から水が出たら軽く絞って、出来上がりです。
水分の多い白菜などは2%の塩でつけるとおいしいと思います。細く切った昆布やしょうがを混ぜてもおいしいです。

温かい汁物は体を温めてくれますが、水分のとりすぎは逆に冷やしてしまいます。
海水から作った良質の塩は体を温めてくれますので、スープの塩味は気持ち濃い目に作ります。
塩味の温かいスープはたくさん飲まなくても、体の隅々まで温かさを運んでくれるような気がします。
醤油や味噌も良質の塩を使ったものが良いです。
根菜をたっぷり入れた塩味のきいたスープは体も心も温めてくれます。
さらに、葛粉でとろみをつけるとやさしい味わいのスープになります。
葛は薬効効果が高く、粘膜を保護する作用が期待できますので冬の風邪対策にもなります。

体を冷やさないようにする工夫をいろいろ紹介しました。
「冷えは万病の元」というくらい、ここに上げた事は冷えからくる他の症状も和らげてくれると思います。

私は冷えは食べ物ののせいだけでないので、食べ物だけで冷え対策をするのは難しいと思っています。

ストレスを溜めないとか、締め付ける服をやめることも冷え対策になります。

緊張すると血管がきゅっと縮みますので冷えることがあります。

ご自分の体のどこに緊張があるか、体をよく観察してみてください。

ご自分の体が心地良いな~気持ちいいな~と言う状態を作ってあげると冷えが解消されやすくなると思います。

今回は身体や足の冷えにお悩みのMさんから頂いたご相談内容からブログを書きました。

私は心や体の不調を食事や生活習慣で改善したい方のお役に立ちたいと思っています。

ぜひ、ご質問をお寄せください。

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