引きこもりの処方箋

こんにちは

元気にハタラク(傍楽)100歳を目指す

管理栄養士のあらいともこです

暖かく過ごしやすい日が増えてきました。

卒業や入学を前に希望でいっぱいの人が多い時期ですね。

一方で、新しい季節が眩しくて苦しくなっている人も多いんじゃないかなと思っています。

私は20数年前、引きこもっていました。

高校生1年生で学校に行けなくなりました。

家から出ることができず、一日中テレビを見ているか、簡単な家事をするくらい。

高校入学時は大学へ進学するつもりでしたが、大学受験をあきらめました。

真っ暗なトンネルの中にいるようで、どうしたらこのトンネルの中から抜け出せるんだろう…

いつもそう考えていましたが、当時は全くわからず、何をしたら良いかわかりませんでした。

親や学校の先生がとても心配してくれていたのはよくわかっていました。

やさしい声をかけてくれたり、誘ってくれたり、何か提案してくれたり

どうにかして私を元気づけようとしてくれているのが分かりました。

当時の私は、その優しさや心配する気持ちに答えることができずにとても辛かったです。

引きこもっているときは、カラダは元気なんです。だから病気じゃないと思っていました。そしてお腹はすく。

なのに、何をしたら良いかわからないんです。

わからないからといって、人から提案されたことができるかと言ったらそれもできないんです。

足に重りが付いたみたいに動けませんでした。

心には足よりもっと重たい重りがついていました。

今思い返すと、当時の私は自分には全く価値がないと思っていました。

心の底ではそんな事ないんです。だって、大好きな両親から、自分は生まれたんですから。
本当は私は素晴らしい尊い一人の人間だってわかっていたと思うのです。

でも、そのときは分厚い雲がかかって“尊い自分”は見えませんでした。

だから、自分を信じたいのに、信じられないでいました。

自分を信じたい。

でも、その時の自分は価値があると思えなかった。

これはとても辛く苦しいことでした。

引きこもりになる、その理由は人それぞれかもしれないけど
心の底から自分を諦めている人はいないと思います。

だって、この世でいろいろなことを体験したいから生まれて来たと思うから。

今、引きこもっている人は

きっと殻を破って外に出たいって思っていると思います。

その殻を破る力をみんな持っています。

でも分厚い雲がかかっていて殻を破る力を持っている自分が見えなくなっています。

だから自分には破れないと思っています。

引きこもりの周りにいる人は「だいじょうぶだよ」って言ってあげてください。

分厚い雲の下に、ちゃんと君はいるよ。

私には見えるよ、だから大丈夫。

って言ってあげてほしいです。

引きこもってる本人が自分を信じようとしている気持ちを、どうか応援してあげてください。

それには、

「だいじょうぶだよ」

の一言があればいいと思います。

きっと心の分厚い雲を晴らす、一言になります。

この歳になってわかったのですが、

殻なんて本当はなかったと思います。自分が作った幻想でした。

どうやら20数年間、ひとり深刻ごっこをしていたみたいですw

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