こんにちは、あらいともこです。
先日次男の学校で管理栄養士の仕事についてお話する機会をいただきました。
その日からまだ3日しか経っていないのに、私の話を聞いた子どもたちからの感想が届きました。
全員分がファイルになって写真付きです。素晴らしい贈り物に感動しました。
中を見ると一人、一人しっかりした感想がぎっしりと書かれています。
嬉しくて涙でなかなか読み進められません~
みんな真剣によく聞いてくれたことが伝わってきます。
私がみんなに伝えたかったことを何人もが感想に書いてくれて話をしてよかったと思いました。
私は栄養士になって10年位してから自然食やベジタリアンの食を知り、現代栄養学は間違っていると考えるようになりました。
動物性食品を食べすぎているのではないか?
添加物や加工品の問題点について栄養士の認識は甘いんじゃないか?
数値ばかりを大事に考えて実際に食事をする人のことを見ていないんじゃないか?
これらのことを問題視するようになり、この原因は現代栄養学にあると思いました。
そしてそれを学ぶ栄養士は食の本当のことをわかっていないと思うようになりました。
このことは管理栄養士である自分を否定することでした。
私は間違ったダイエットをして引きこもりになってしまった経験から食の大切さに気づき
同じような思いをする人を助けたいと思って栄養士になることを決めました。
栄養士の学校に行ったのは長男を出産したあとでしたので、家事や子育て、学業と大変でしたが夢に向かって頑張ることができました。
管理栄養士の国試の勉強は独学でした。働きながらでしたので早朝の3時から勉強していたときもあります。よくやったな~!
国家試験は2回不合格ののち、3回目で合格しました。
その時の嬉しさは言葉では言い表せないほどです。
今でも思い出すと、よく頑張った自分と頑張らせてくれた家族に感謝の気持ちで涙が出てきます。
ですから深い深い想いで手にした管理栄養士の資格と自分がそれまでやってきた仕事について否定することはとても辛いことでした。
昨年、12月から受けていたパリ美学講座によってマインドのお勉強をしてきました。
そこで、物事の良いとか悪いということを統合できるようになりました。
私が食に対して抱いていた、「〇〇という食べ物は良い」とか「〇〇は食べてはいけない」といった考え方もずいぶん手放すことができました。
そして今回、栄養士の仕事について子どもたちに聞いてもらうことができて
「聞けてよかった」とか「栄養士の仕事に興味を持ちました」とか感想をもらえて
とってもとっても癒やされました。
今、すごーく晴れ晴れとした気持ちでいます。
そして多くの子どもたちが「これからもお仕事がんばってください」と書いてくれました。
子どもたちに応援してもらえて幸せいっぱいです。
たくさんの応援を胸に、これからも食の大切さを伝えてゆきたいと思いました。