熱を測るのが具合の悪い時だけだったら、
平熱も測ってほしいと思います。
平常時で36.5度以上あるのが理想です。
それよりも低かったら体が芯から冷えているという事です。
「冷えは万病のもと」とはよく言ったものです。
冷えることで血行不良になり免疫力が落ちてしまいます。
風邪をひきやすくなったり、肌荒れ、肩こり、生理痛がひどくなったり…
不定愁訴(体調不良の自覚症状はあるがこれと言った原因が検査等で見当たらない状態)の原因の多くは冷えなのではないかと思っています。
冷えは体の不調だけでなく心の不調も招きます。
私は高校生の時に鬱になり引きこもっていた時期がありました。
今思えば、体を冷やす生活習慣によって心も冷やしてしまったのだと思います。
冷えを解消して体が芯から温まると体と心がホッとしているのがわかります。
冷えのない体でいることは、常に温かいお風呂に浸かっているような心地よさを感じられるのです。
私は毎日の食事で体が冷えないようにしていますが、気を付けていても冷やしてしまう時があります。
・冷たい風に長い時間当たったとき。
・ストレスを感じたとき
・水やお茶を飲み過ぎたとき
・甘いものを食べ過ぎたとき
体が冷えたときは「寒い」と思うより、ソワソワとしてなんだか落ち着かなかったり、ため息がよく出たり、不快感を感じたりします。
私が身体が冷えているなと感じたときにすぐにやっている事をご紹介します。
・梅干を入れた熱々の番茶をすするように飲む。
・お風呂に入る。熱いお風呂は体の表面ばかりが熱くなり体の芯が温まりにくくなってしまいます。体の表面が熱くなると湯冷めしやすくなり、かえって体を冷やすので熱すぎないお風呂にゆっくりと浸かります。
・衣類は上半身を重ね着するよりも下半身を温めたほうが効果があります。下着を一枚重ねるだけでも、温かく気持ちが良いですよ。
体の冷えを軽く見ないで、冷えを感じたら早めに対処することが大切です。
ご自分の身体をよく観察して、喜ぶことをしてあげてくださいね。