「よく噛んで食べるといい」
知ってはいてもなかなかできないものです。
子どもたちが小さい時は座ってゆっくり食事することができませんでしたから
いつも慌てて食べていました。
その癖が抜けないためか、子どもたちに手がかからなくなった今でも
どこか早く食べなくては、と言う気持ちになってしまいます。
意識してみると10回も噛んで食べていないことに気がつきました。
良く噛んで食べると良いと言いますが、一体何回噛めば良いのでしょう?
ある方が仰るには
70回が良いそうです。
ここまで噛むと食べ物は口の中で粥状になり、自然と喉に流れて行くそうです。
食べ物の固まりが小さくなる上、食べ物が唾液としっかり混ざり、口の中でも消化酵素が働きますから、
胃は違和感なく受け入れられるでしょう。
実際に一口、70回噛んでみますと、なかなか難しい事だとわかります。
私のように良く噛むことが習慣になっていないときはいきなり70回を目標にすると、心がくじけてしまいます。
そこで、無理なく、食事しながらよりハッピーになる方法をご紹介します。
食べ物を一口、お口に入れるごとに
「あ・り・が・と・う・ご・ざ・い・ま・す」
と心の中で唱えながら食べるのです。
食べ物への感謝の気持ちと共に
自分の身体を思いやることができますね。