前回、
醤油の原材料の大豆は丸いのが当たり前じゃないってお話をしました。
じゃあ「丸大豆」じゃない醤油とは?
「脱脂加工大豆」を使って作られた醤油です。
大豆から油を絞り取り乾燥させてフレーク状にしたものを「脱脂加工大豆」言います。
扱いやすく安価で醤油が作れます。
醤油としての良し悪しの判断は素人の私にはできないのですが、
「脱脂加工大豆」を使った醤油は添加物が入っているものが多いのが気になります。
発酵を促したり旨味を付け加えたりいろいろ調整がされているようです。
そして大豆の質も気になります。
「脱脂加工大豆」の原料となる大豆はほとんどか輸入された大豆です。
日本国内で遺伝子組み換え大豆は作られていませんが、輸入されている大豆はどれだけ混入しているかわかりません。
私は遺伝子組み換え食品の安全性に疑問があるので疑わしいものはなるべく食べたくないなぁと思います。
私は国産大豆で作られた本醸造の醤油の方がおいしいって思います。
私の醤油おいしさの見分け方をご紹介します。
醤油を水で薄めて飲んでみます。
薄め方は2倍〜4倍くらい。
おいしいと思う醤油は薄めてもおいしいと思います。
薄めても旨味が残り、水っぽくなくて雑味も感じません。舌にまとわりつくような化学調味料の独特の違和感もありません。
結局のところ、おいしいかおいしくないかは自分の感覚でしかないんです。
よく観察して、触れて、自分が良い!と思うものをチョイスしたいと思っています。