エクアドル「農・食・文化」パネルディスカッション

SANE主催 日本エクアドル国交100周年記念イベント
活動報告と「農・食・文化」パネルディスカッションのパネラーとして参加してきた。

SANEのホームページ

エクアドルに今までご縁のなかった私がなぜこの場に?と思ったが
このプロジェクトリーダー、杉田さんの情熱に動かされたのだった。

エクアドルは不安定な政治情勢があって、SANE(NPO法人エクアドルの子どものための友人の会)
が学校施設の建設に協力してきた。

15年前から学校菜園と給食を通した子どもたちの学校生活改善プロジェクトがはじまった。
JICA(国際協力機構)に草の根技術協力事業の提案しているようだ。

今回のイベントは、今までの活動報告と今後の展開を一般の人も交えてディスカッションするというものだ。
パネラーは農の分野からはのっぽファームの北村行範さん、毛呂山町で農業をされているハシモトさん
文化からはシンガーソングライターのMireiさん、食は私がパネラーとして参加させていただいた。

SANEが取り組むヤカンベという場所の給食の現状は、シリアルバーと粉末の栄養剤(スープとかミルクに溶くようです)が支給されている。
学校まで1時間かけて歩いてくる子どももいて、朝早いので何も食べずに出てくる子どももいるようで
この給食でお腹が満たされるとは思えない。

両親が働いていたり、出稼ぎに出ている家も多く、各家庭で用意される食事は十分でないこともあるようだ。

私は伝統的な食事、主食について、不足している栄養についてお話させていただいた。

伝統的な食事で使われている食材は、その土地で育ちやすく、収穫しやすい作物だと考えられる。
また、その土地で生きる人に必要な栄養素が含まれていている場合も多いのだ。
伝統的な加工法で保存食にするなど風土に合っている食材でもある。
その地域の伝統的な食事を理解することで、学校菜園で作りたい作物や給食で出す料理が見えてくると思った。

世界の各国では伝統的に食べられていた穀物がある。
私は精製されていない穀物はそれだけで完全食になると思っている。

エクアドルの場合、キヌアが伝統的に食べられてきた穀物。(イネ科ではなくほうれん草に近いヒユ科)

キヌアはスーパーフードとして日本でも最近人気の食品だ。

注目したいのはミネラルが豊富なこと。
鉄分を白米と比較すると5倍も含まれる。

高地に暮らす人にとって貧血は深刻な問題だ。ヤカンベでも栄養状態の良くない子どもの貧血が心配されるようだ。

キヌアを育てて常食することでお腹が満たされるだけでなく、貧血の予防にもなる。

現地の方も忘れてきているキヌアを有効に利用できたら多くの問題を解決できそうな気がしている。

ディスカッションの後はMireiさんのコンサートがあった。

レコーディング前の出来立てほやほやの歌を聞くことができた。

生歌のバイブレーションを全身で感じ、心地よい時間を過ごすことができた。

 

今回、会いたいと思っていた方と繋がることができて参加してよかったと思う。

子どもの食問題は日本の子どもの食問題に通じるところもあり、私が取り組みたいと思っている事について再確認できた。

 

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