味噌は身体に良いと言うのは多くの日本人が知っていることだと思います。
しかし、味噌汁がキライという方は意外と多いのです。
そんな方にお聞きしたい。
本当のお味噌で作ったお味噌汁を飲んでいますか?
では、本当の味噌とはどんな味噌汁でしよう。
私が考える本当の味噌は天然発酵されているものです。
仕込みから熟成まで1年
材料は、大豆、麹菌、塩だけ
天然発酵は味に深みがあります。
一方で、天然発酵されていないのは
速醸法と呼ばれる方法で熟成される味噌です。
温度を高くすることで3ヶ月ほとで発酵させます。品質を保持するために、添加物が入ることもあります。
天然醸造味噌と速醸法味噌の見分け方は
①表示を見ること
②冷蔵庫に入っているかどうか
醸造法は必ずしも書いてあるわけではありません。使っている材料を頼りに判断するといいでしょう。
上記したように使用している材料がシンプルなもので、できれば国産の米や豆を使っているものが良いと思います。
日本ではまだ商用利用の遺伝子組み換え大豆は栽培されていないようなので、私は国産大豆を選んでいます。
天然醸造法で生味噌であれば酵母菌が生きている味噌です。酵母が生きていると呼吸してガスを発生させますので酵母が生きているお味噌はパッケージが膨らんでしまいます。それを防ぐために低温で保管して酵母の呼吸を抑えるために冷蔵庫で販売されています。
パッケージに空気穴が付いていることがあるのも酵母が生きている味噌であるという事です。
日本各地のおいしい味噌蔵の味噌を探すのもようですが
シンプルな材料で簡単に美味しくできるのですから、「手前味噌」がおすすめです。
自分の手で造った味噌はなんとも言えない馴染みのあるお味になって愛着がわいてくるのです。