数回に分けて
「減塩しないで高血圧が解消したわけ」を書いています。
3人目の子どもを産んだ頃から血圧の高い状態が続いていました。
常時、上が160mmHg、下が110mmHg
慢性的な頭痛や肩こり、目の奥の痛み
栄養の知識をフル回転させて一日の塩分量が3g程度になるように食事を摂っていました。
結果はどうなったでしょう…
食事がおいしくなくて続きませんでした(笑)
塩分制限を緩めて5gぐらいにしても一緒でした。
味気ない食事、義務感で食べる塩分制限食は私から食事の楽しみを奪ってしまい、食事の時間が苦痛になってしまったので続きませんでした。。。
ここで、高血圧が解消されて効果があればまだ良かったのでしょうが
食事を変えてみて、私の血圧の変動は
私は仕事で減塩食を作り、
入院されている患者さんに食べてもらっていたので
とってもショックでした!
毎日、患者さんに一生懸命作っている食事は、何なの?
味気なくておいしくないんだよね~って言われても、治療の一環なので食べてくださいねって無理して食べてもらっていたのは、何だったの?
決められた調味料の量をきちんと計量しないで、適当に入れてしまう調理員さんに注意して険悪になりながらも塩分量を守っていたのは、何だったの?
高血圧の方は、味噌汁ダメ!漬物ダメ!ショッパイ煮物もダメ!ってエラそうに指導していた私って、何なの?
減塩によって私の高血圧は解消さず今まで私が管理栄養士としてやってきたことが本当に意味があったのか疑問を持つようになりました。
これは私の問題なのか?それとも他の方にも当てはまることなのか?
周りを見回すと、医者に高血圧と診断された方は大抵、薬で血圧を下げてしまうので
食事改善によって血圧が下がっているのかどうか、
本当のところはわかりませんでした。