• 生きていることを楽しむため「好き」を集めたブログ

先日、子育て支援センターを利用するママたちの食のお悩みを聞くことができました。

そこで見えてきたのは、ママたちは子どもの食事のことを頑張ってよくやっているってこと。

自分の子育てを振り返り、懐かしいような、切なくなるような気持ちがしました。

 

私も子どもの食事のことで悩みました。

何を食べさせたら良いかわからない…

せっかく作ったのに、食べてくれない…

たまには手抜きしたい…

試行錯誤しながら、やってきて当時は何が正しいのかわからずに、その時できることを精一杯してきたと思います。

私は長男が4歳の時に栄養士の資格をとったのですが、栄養士になって仕事をするようになってからもこれがベストな食事っていうのはわからず、子どもたちがどうしたらたくさん食べて、楽しい食卓になるかな~といつも考えていました。

今、子どもたちは大病すること無く健やかに、まぁまぁカシコく育ってくれているので
これまでやってきた食事は我が家の子どもたちに合っているのだと思います。

子どもが幼児期のころの、頑張っている私に声をかけるとしたら、

「もっと楽しんでいいよ!」

って言いたいです。

食べることとか、料理することとか、

こうじゃなキャ!、これはダメ!って頭がガチガチになっていたと思います。

 

長男を出産後に専門学校に行き栄養士の資格を取得。その後、働きながら勉強して管理栄養士の国家試験に合格しました。そして健やかな心と体を作る食への探究心をずっと持ち続けてきました。

あらゆる栄養学の勉強をしてようやくわかったのは、

何を食べるかということよりも、どんな気持ちで食べるかが大切

ということでした。

だから、いくら良い食材を使ったとしても、ママが疲れてしまっていては意味がないのです。

 

子育て支援センターを利用するママたちのお悩みを聞いて、“子どものための”というよりも、ママのために何かしたいと思いました。

今日はママが安心する手作りおやつ③を紹介します。

作る楽しさと子供と一緒に食べる楽しさがあるおやつです。

 

野菜嫌い解消!すりニンジン入りボーロ(卵不使用)

 

〈材料〉

  • 小麦粉   25g
  • 全粒粉   25g
  • 塩  小さじ1/8
  • レーズン   10g(又はすりごま 5g)
  • なたね油       10g
  • ニンジン       25g

 

①ニンジンはすりおろしておきます。

②小麦粉、全粒粉、塩を合わせてふるいます。

③なたね油を加えて、大きく混ぜてから握ってほぐしておから状態にします。刻んだレーズン(又はすりごま) 、すりおろしたニンジンの順に、その都度、手でよく混ぜます。

④小さく丸めるか筒型に形成して輪切りにします。

⑤180度のオーブンで15分焼きます。

 

ポイント

*生地はニンジンの水分だけでまとめます。もしまとまりにくかったら、水を大さじ1/2くらい振りかけてください。

*ニンジンに含まれるカロテンは油によって吸収率がアップします。お好みの油で良いのですが、圧搾絞り(コールドプレス)という製法の油が風味が良くて酸化しにくいのでおすすめです。私は圧搾絞りの国産なたね油を使っています。

*形は好きな形でいいです。お子さんと遊びながら、面白い形が案外おいしかったりします!

*小麦粉は国産地粉を使うことでポストハーベスト(収穫後農薬)の心配が減ります。

 


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