昨日は高きびドライカレーのレッスンをしました。
今回のテーマは「雑穀とお家にあるもので美味しく作る」です。
基本的な材料とその他の材料を用意しました。その他の中から参加してくださった方に使ってみたい材料2種類を選んでいただきました。
レシピがあるっていうのはとてもお料理を作りやすくする方法のひとつなのですが、家庭料理においてはいつもいつもその材料が揃っているっていうこともないですよね。
そしてお料理初心者さんに特に多いのが、材料がそろわないと「やる気が起きない」っていうことなんですが、それがとっても残念だと思っていました。
ですから私の料理教室では、
今回のメインとなる材料は高きびと玉ねぎとトマトです。
そこに参加者さんから選んでいただいた「ごぼうとキノコ」を加えてカレーを作りました。
高きびを炊いているうちに水がなくなっちゃったら…!など、たくさん料理をしてきた私だからお伝えできる、リカバリー方法もお伝えしました。
たくさん料理しているとたくさん「やっちゃった!」があるという事です。ちなみにこれらは経験であり失敗ではありませんよ~。料理なんて過程がどうでも、おいしく楽しく食べちゃえば成功!
他にも野菜の切り方、野菜の炒め方、野菜を炒めるタイミングなど普段私がやっていることを余すことなくお伝えしました。
出来上がったのがこちらのカレーです♪
サラダは固定種野菜のサラダを食べていただきました。野菜そのものそのものがおいしいのでシンプルなドレッシング梅酢のドレッシングをかけただけでおいしくいただきました。
生きていく上でも、いつもいつも完璧にものが揃うわけではありませんし、条件が揃っているわけではありません。
それでも進まなきゃいけない時がある、それでもやらなきゃいけない時があるんです。
そんな時は今あるもので、今私ができる方法でやっていかなきゃいけないんです。
私は日々料理の中でそれを感じています。時間がかけられる時は思いっきり丁寧に料理を楽しむし、時間がない時は時間がないなりに作ります。体調がすぐれない時は今できることで自分が気持ちよく過ごせることをやる。
その時にあるものを自分なりに料理することで、その人その人のオリジナルの料理が出来上がっていくことが
新しい発見や向かうべき道が見えてくるような気がしています。